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投稿記事
好きなものは「和モダン」「カッコいい感じ」「木の風合い」「ダークな色」「紺色」という奥様。
基本的には奥様にお任せだけど、「畳コーナーはほしい」「浴室は大事」というご主人様。
そんなおふたりの希望を叶えた住まいになりました。
株式会社フォーラス&カンパニー 大阪府 不動産会社
100均のすのこを使って靴箱をD.I.Y
お客様をお迎えする、家の顔とも言える玄関は、いつでもすっきりと片づけておきたいですね。 しかし、これまで我が家の玄関は、靴が出しっぱなしになっているのが常でした。 備え付けの靴箱の収納力の問題です。 靴を立てて収納するタイプのもので、パンプスや革靴などは問題なく収納できるのですが、ブーツやハイカットのスニーカーなど、高さがある靴は収納できないのです。
我が家の片付けルール「3前運動」
子供がいると、家の中は本当に散らかります。 3食の食事のあとはダイニングのまわりは食べこぼしだらけ。 食事が終わると今度はおもちゃを散らかし始めます。 散らかす・片付ける、の無限ループです。
実際よりも広く感じる、狭小地のリノベーション
ご主人のお父様が建てた築36年のビルは、敷地9坪。 景観法に守られた京都の観光地に位置し、広さを維持するにはリノベーションが唯一の選択肢だった。 4階建ての躯体をそのまま利用することにし、狭さと暗さを克服するデザインを追求した。 間取りは2LDKから3SLDKに変更。 以前は2階にあり、光が入らなかったLDKを一番明るい4階へ移動した。 2階には水周りと趣味室を設け、4階の小屋裏をロフトにすることで3.8坪拡充できた。 店舗として貸し出している1階を除き、2階から4階までらせん階段が光と風を通す。 周囲は書棚が取り囲み、明るい階段に腰掛けて読書していると図書館気分が味わえるそう。 スペースをフル活用し、1cmの無駄も出さないことにこだわった住まい。 以前のビルを知っている知人は、前より広くなったと驚いているそうだ。
河合建築デザイン事務所 京都府 建築家
都会のオープンスペースをいかしたRC住宅
谷中の路地の奥にある閑静な土地。 北側の隣地は墓地で、住宅が密集した周辺の中では貴重なオープンスペースといえる。 路地に面した南側の開口は最低限にし、墓地側に全面開口を設けた。 建て主の希望は、「心に生きる光と空間の流れる家」。 あえて部屋の区切りやドアを設けず、風通しの良いRC造4階建て住宅が完成した。 容積率いっぱいの床を切り分け、フロアを移動するごとに生活のシーンが切り替わるようにデザイン。 北側の開口部は一般アルミサッシとFIXを組み合わせ、コストを抑えつつ眺めと採光を確保した。 「家は家族とともに変化し、徐々に完成していくもの」と話す建て主。時間の経過を大切にしたいと、建設中の降雨によりコンクリート表面にできたクレーター状の穴も、補修せずにそのまま残した。 これから家族の様々なストーリーが空間に刻まれていくだろう。
aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所 東京都 建築家
都内でも緑いっぱい、異素材MIXの家
建主の希望である鉄筋コンクリート、敷地の向かいにある両親の日本庭園、そして住宅街に広がる青空。 そのすべてを生かし、調和した家を目指した。 庭を確保するのは難しかったため、開口部にはグリーンを配置できるパレットを設置。 グリーンは家の中から楽しむとともに、外からの目隠しの役割も果たす。 屋内では、ウッディな雰囲気とコンクリートの壁面を、自然光とグリーンが繋げた。 開口部も植栽も分量は決して多くない。 その代わり床に段差をつけたスキップフロアを通して、家全体が緩やかにつながり、 シンボルツリーが向かいの日本庭園とリンクして緑が広がる。 都内の住宅街で、自然に包まれた家を実現した。
仕事と生活がゆるやかに繋がる家
築41年の鉄骨造りの家を、オフィス兼住宅にリノベーション。 クリエイターである建て主ご夫妻が、機能的に住まう家をデザインした。 ワークスペースとしての1Fは、解体した際に出現した鉄骨の柱をそのまま残したことで印象的に。 無骨でワイルドな鉄骨が、モルタルの土間とマッチしてNYのロフトのような雰囲気を醸し出している。 玄関から続く土間を広く取り、スタジオまでの通路の他、来客の時の打ち合わせスペースとしても使用。 サンルームのように日当たりのよい土間で、段差に腰かければ縁側気分を楽しむこともできる。 2Fは奥さまが子ども部屋の押し入れに壁紙を貼るなど、セルフリノベーションの途中。 自分たちのペースで楽しみながら家づくりを続けているそう。
住宅街でも開放的に暮らす、借景の家
敷地は住宅密集地の24坪。 商業系と住居系の用途地域をまたいでいることを利用し、5層の立体的な住まいをデザインした。 階段を中央に配置し、コンパクトな動線を実現。 家族が集まる部屋の内部はできるだけ自然素材を使用し、温かみのある雰囲気に仕上げた。 開口部からは近隣の樹木が見え、住宅街とは思えないほど景色が良い。 2階のキッチンは景色も良く、想像以上に長い時間を過ごす場所になったそう。 無垢のキッチンには自然と家族が集まり、食育にも一役買っている。 天窓や吹き抜けからは光や風が家中に届き、開放的な心地よい住まいが完成した。
TAU設計工房一級建築士事務所 東京都 建築家
バリをイメージした、都会に佇むリゾート空間
風光明媚なリゾート空間を再現した住まい。 家はリフレッシュの場、そしてインスピレーションを得る場だと考える建主の理想は、バリのホテル。 ご夫婦は土地を購入する以前にインドネシアの家具を一式揃え、それらの家具に調和する開放的な空間を求めており、 日本にいながら異国の空気を感じられる、本格的なリゾートスタイルの住まいを目指していた。 無垢材や天然石、自然素材を贅沢に使ったLDKは、大開口によってテラスと連続し、 緑で囲まれたテラスはまるでリビングの一部のようで、内外が自然につながっている。 LDKには心地い光や風が入り、瑞々しい緑を眺める。 ご夫婦で選んだ素朴な風合いの家具が空間に馴染み、日本に居ながら異国の地で過ごしているかのような感覚になる。 日常を忘れさせ心をほぐす、ゆるやかな時の流れる住まいが完成した。
情報空間を思わせる”ネットワーク”のような住まい
埼玉県・大宮駅に近い住宅密集地にある住宅。 89㎡の敷地に対し、建蔽率は50㎡である。 そこでその上限50㎡の建築面積を設定し、東西と南北にそれぞれ2層に渡り、高さを半階ずつずらして4つの床を配置した。 建物の周囲を構造となっている庇が取り巻き、それぞれの床を繋げている。その庇と床が連続しながら上昇していくという"ネットワーク"のような空間を造り出した。 枝分かれした部分には*ヴォイドが生み出され、空間と視線の抜けが生じる。だが動線としては*ヴォイドの反対側の空間には、各室とそれぞれを繋ぐ階段によって大回りして辿りつく構造となっている。動線と視線の関係は、長い距離と短い距離の関係を同時に埋め込まれたものとなり、インターネットの情報空間のような複雑で、多様な関係性を居住空間に落とし込んでいる。 住み手は決して広くはない床面積の中で多様な距離感と共に奥行き感の知覚や、互いの気配を感じ取る距離感を得ることが出来る。 このような錯綜した多様性のある距離感が埋め込まれた空間は「複雑な階層上のネットワーク」となり、現代社会の情報化とネットワーク化に建築が呼応した建築のあり方として誕生した住まいとなった。 *ヴォイド:建築などにおいて吹き抜けなど何もない空間のこと。
柄沢祐輔建築設計事務所 東京都 建築家
築80年の古屋を明るいリゾート空間にリノベ
古くからの住宅街に溶け込むように建つ家。 共働きだった建て主ご夫婦は、奥様の退職を機に築80年の家をリフォームすることを決意。 緑を眺めながらゆったりと過ごせる、明るく風通しの良い家を目指した。 以前はこの家でご主人のお父様が歯科医院を開業しており、診療所だった部分は鉄骨造、住居だった部分は木造になっている。 80年の間に行われた場当たり的なリフォームによって間取りは細切れになっており、日中でも暗かった。 そこで、狭く暗かった空間を、明るい大空間へと全面リノベーション。 1階に個室や水回りを集約し、2階には南に大きく開いた明るく開放的なLDKを配した。 雨漏りをしていた木造部分の屋根を高くし、リビングは天井高3.6mのダイナミックな空間となった。 鉄骨と木造の間に生じていた床のレベル差を生かしてスキップフロアに。 リビングの隣には奥様のアトリエを設け、スキップで緩やかにつながっている。 LDKから空へと続くように置かれた階段を上ると、そこは空中庭園。 ウッドデッキを張った屋上テラスに、鉢植えが並んでいる。 ルーフテラスとリビングは大きなハイサイドライトで繋がっており、リビングに居ながらテラスの緑と空の景色を眺めることができる。 ホールのように開放的なリビングで空や緑、光を感じながら過ごしていると、まるでリゾートホテルに居るかのよう。 第二の人生を心地良く過ごせる、新しい住まいが完成した。
TAU設計工房一級建築士事務所 東京都 建築家