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投稿記事
天井や壁に用いた曲線形、あえて上部をつなげた間仕切り壁、壁から天井まで一体となった厚みのある左官のテクスチャー、これらのエレメントが組み合わさり、障子窓からのやわらかい光が、はっとするような陰翳のグラデーションを生み出す空間になりました。
53㎡というコンパクトな面積ながら、曲線によってシームレスで繋がる壁と天井に、間仕切壁の上部から回り込む光が、空間に奥行きをあたえています。
一面バルコニーの住戸のため一方向のみからの採光ですが、室内に充ちる光の表情はとても豊かで、意図しなかったたくさんの景色や発見があり、見ていて飽きません。
マンション共用部となる窓には手を加えられず既存のままですが、開口を設計できる新築案件以上に光や風景がデザインされるという逆説的な結果は、今後にインスピレーションを与えるような新たな発見でもありました。
株式会社アオイデザイン aoydesign 神奈川県 建築家
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趣味と生活を両立した‟大人の遊び場”がある家
結婚前から、自分の趣味の部屋がある家を思い描いてきたというご主人。 ご主人の趣味はオーディオに楽器演奏、映画やゲーム、自転車と多彩で、それらの趣味を存分に楽しむスペースを持った住まいを計画した。 約30坪の敷地は整った長方形。 長方形の土地なりに、箱型で3階建ての建物を建てた。 2階は広々としたワンルームのLDK、3階を寝室と将来の子供室とし、念願だった趣味の部屋(オーディオルーム)は1階に配置した。 数々の趣味を楽しむためのオーディオルームは、約22畳、天井高3mの大空間。 130インチのスクリーンを備え、映像にも音にもこだわった。 壁面にはギターのコレクションがディスプレイし、バルコニーでは自転車の手入れを。 ご主人の「好き」が詰まった空間を実現し、長年の夢を叶えた。 趣味の空間の完成度もさることながら、生活空間も快適。 2階リビングダイニングは南北両面にバルコニーがあり、光と風が抜ける。 ふたつのバルコニーは外部吹き抜けで3階のテラスとつながっており、2階3階ともに明るく開放的な空間となった。 趣味にどっぷりつかることができる空間と、居心地の良い生活空間。 それらを両立した「夢の家」が完成した。
LEVEL Architects 東京都 建築家