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投稿記事
高梁川の東側にあたるこのエリアは、豊かな水に恵まれ昔から水田が拡がり、焼杉に漆喰壁の農家住宅が点在していました。近年幹線道路が整備され、市中心部へのアクセスが便利になったことにより、急速に住宅が立ち並ぶようになりました。この敷地は南北に住宅が迫っていますが、西側の土手方向には大きく拡がりがあり、この拡がりを住宅に取り入れることを端緒に設計を進めました。黒の下屋部分には水廻りを集め、また白の2層部分には各居室を集め、中央の吹抜け空間を介して南北明快に分けています。延床約28坪程度とやや小さめの住宅ですが、中央に大きな吹抜け空間を作ったり、各部屋をあまり間仕切らずに開放的な作りとすることで、28坪とは思えない程の拡がりを感じれるようにしています。外観はこのエリアに昔から佇む焼杉に漆喰壁の住宅の外観を踏襲し、歴史の延長線上に位置するデザインとしています。
- オール電化
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白壁とブラウンのコントラストが美しい猫との家
ペットの猫とのびのび暮らせる戸建てを実現した建て主。 日当たりのよいオープン空間を確保するため、LDKは2階に決定。 対照的に道路に面した1階は、プライバシーを確保するため窓を少なく、個室中心の間取りとした。 また以前駐車場だった敷地にはガスが敷設されていなかったので、オール電化を選択。 オール電化住宅用の電気料金メニューにしたので、マンションのときと変わらない電気代と経済的。 特徴的な白いタイルはイタリア製で、価格も比較的リーズナブル。 LDKの大きな窓から差し込む昼間の熱を蓄えるので、夜になってもぬくもりが残る。 床暖房も設置し、四季を通じて快適に過ごせるように工夫した。 床のタイルと壁の珪藻土は猫の爪で傷がついても目立たないなど、猫にも人にも優しいデザインを目指した。