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投稿記事
奈良市にある大正時代に建てられた住宅のリノベーション。建物は主に借家として用いられ、何度かの増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。建替えも検討しましたが、3面道路後退の影響で同規模の建物が建たないことや、お施主様が町屋に住みたいという強いご希望をお持ちだったことからリノベーションを選択しました。しかし土壁を耐震補強し伝統構法で修復するためには新築を超える時間や費用が必要です。また家全体を断熱補強・高気密化すると屋内と屋外が緩やかに繋がった町屋らしい雰囲気も壊れてしまいます。そのためコンパクトな居間を家の中心に据えて現代的な工法で耐震補強・断熱補強を行ない、その周りを玄関・収納・ガレージ・縁側・トイレ・書庫・階段から成る半屋外の「透き間」で囲んだ入れ子状の間取りとすることで、コストを押さえつつ、屋内・半屋内・屋外の3つの領域が重なり響きあうような、町家の雰囲気を引き継いだ住まいを設計しました。
YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 大阪府 建築家
- アジアン
- タグをクリア
バリのリゾートホテルをイメージした寛ぎ空間
築20年のマンションを、建て主の好みとライフスタイルに合わせてリノベーション。 ご夫婦おふたりで暮らす住まいは、お互いの気配をいつでも感じられる空間にしたいとの希望。 そこで2LDKだった間取りを一新し、ワンルームの開放的な空間へと生まれ変わった。 ひと続きのLDKの中、リビングの一部には新たに壁を立ち上げ、半個室の隠れ家的スペースに。 寝室として利用している。 何度も打ち合わせを重ねてデザインを決めたオリジナルのキッチンや、奥様のデザインをもとに造作したオリジナル建具など、細部にまで建て主のこだわりが詰まった家となった。 内装のデザインは、建て主が以前から好きだったというバリテイストに。 床は白の大判タイル貼り、天井にはダークブラウンのクロスを使用。 リビングには建て主お気に入りの絵が映える、朱色のアクセントウォールが。 色のコントラストがアジアンテイストの家具を引き立てている。 ご夫婦ふたりでゆったり寛げる、バリのリゾートホテルのような落ち着いた住まいが完成した。
株式会社スタイル工房 東京都 リフォーム・リノベーション
バリをイメージした、都会に佇むリゾート空間
風光明媚なリゾート空間を再現した住まい。 家はリフレッシュの場、そしてインスピレーションを得る場だと考える建主の理想は、バリのホテル。 ご夫婦は土地を購入する以前にインドネシアの家具を一式揃え、それらの家具に調和する開放的な空間を求めており、 日本にいながら異国の空気を感じられる、本格的なリゾートスタイルの住まいを目指していた。 無垢材や天然石、自然素材を贅沢に使ったLDKは、大開口によってテラスと連続し、 緑で囲まれたテラスはまるでリビングの一部のようで、内外が自然につながっている。 LDKには心地い光や風が入り、瑞々しい緑を眺める。 ご夫婦で選んだ素朴な風合いの家具が空間に馴染み、日本に居ながら異国の地で過ごしているかのような感覚になる。 日常を忘れさせ心をほぐす、ゆるやかな時の流れる住まいが完成した。
アジアンリノベーション(RCマンションリノベーション)
あまりにもありきたりのリゾートマンションをリゾートマンションらしく、非日常の空間に造り変えた。 アジアンテイストではあるが、アジアングッズの寄せ集めのようにならない様配慮した。 http://sadwat.exblog.jp/17343141/
渡辺貞明建築設計事務所 神奈川県 建築家