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投稿記事
築31年の古いマンションを、「カウリノ」のデザインを参考にして、カッコイイ部屋に生まれ変わらせました。
このマンションには構造上壊せない壁が多く天井も低かったのですが、
逆にその閉塞感を「隠れ家風」と捉えてステージングを施した結果、
大人たちが集まって美味しいものを食べたり飲んだりしながらワイワイと楽しめる
自由でオシャレな空間となりました。
狭くても寛げる、そんなお部屋です。
株式会社フォーラス&カンパニー 大阪府 不動産会社
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都心の古い長屋をリノベした味わい深い住まい
大阪の梅田駅からほど近い都心エリアの、古い長屋をリノベーション。 築年数不明の物件だったものの、丁寧に手入れされてきたことが分かる住まいに魅力を感じ、住み継ぐことを決意。 経年による味わいを生かしつつ機能性を兼ね備えた、夫婦のライフスタイルにフィットする家を目指した。 隣家は平屋で2階に採光が見込めるため、主空間となるLDKと夫婦のワークスペースは2階に配置。 1階は広々とした玄関土間の裏にベッドスペースを、さらにその奥に水回りを配した。 まず基礎や柱、梁を補強し壁に断熱材を入れて性能を高めた。 昭和レトロな建具や古い梁など既存のものも再利用し、空間のアクセントとなっている。 古い物が持つ味わいを活かすため、全体の仕上げも綺麗に仕上げすぎず、古い物と新しい物が自然と調和した空間となった。 夫婦の趣味やこれからの暮らしを包み込む大らかな住まい。 活気溢れる便利な街で、自分たちらしく暮らせる家が完成した。
coil松村一輝建設計事務所 大阪府 建築家
入れ子の箱でつくる広がりのある立体ワンルーム
中層ビルやテナントビルが混在する街に建つ家。 約22坪の敷地に建てたのは、底面6.5m四方の白い箱型の建物。 コンパクトな建物の中には、驚くほど明るく開放的な空間が広がっている。 内部には外形と同じような2つの入れ子の箱を設けた。 2つの箱の間は階段とし、その階段を上るとダイニングが現れる。 箱の上部は、リビングとキッチン。 ダイニング、キッチン、リビングの順に、徐々に床レベルが高くなっている。 6.5m四方の平面でLDKをワンルームにすると中途半端な広さしかとれないが、LDKの床レベルに差をつけて立体的な一室空間にすることで、広がりのある豊かな空間が実現した。 リビング、ダイニング、キッチンのどこにいても家族の声と視線が通り、程よい距離感で繋がることができる。 大きな開口部が無いのに室内が光に満ちているのは、階段室のトップライトから差す光が白い壁に反射するから。 また、随所に設けた小窓はプライバシーが守られた位置を計算して配置され、外部からの視線を気にせず光や風を取り込むことができる。 地上に庭がとれない代わりに設けたのは、約24畳の広々としたルーフテラス。 洗濯物を干したり、バーベキューをしたり、お子様の外遊びの場になったり…腰壁によって守られているので、視線を気にせず過ごすことができる。 窮屈になりがちな都心の小さな家。 3つの箱を適度な距離で配置し、視線や光、風の流れをつくることで、開放感溢れる心地良い住まいが実現した。
アソトシヒロデザインオフィス 東京都 建築家